李太白集卷十五せんきよしんせいしん【餘論】大國置術術の四句は選擧の眞精神を述べ、吾君詠南風やうぜうふ÷,んそうべつほんオの八句は、楊少府の赴選、我非彈冠者は送別の本意である。屋はの六句は刻下の治世、夫子有盛對雪.奉餞任城六父秩滿歸京なじんじやうちつみぱいだはなだけたてまつ雪に對し、任城の六父、秩滿ちて京に歸るを餞し奉るこべんさくしやゑんちんあしたつかさど龍虎謝鞭策.鵺鸞不司晨.龍虎、鞭策を謝し、勉鶯は晨を司らず。まんどかいじやうつるろうちうさいいづれ君看海上鶴.何似籠中鶉。君看よ海上の鶴、籠中の鶉に何似。말いたらこころふうんすなはb獨用天地心。浮雲乃吾身。獨り天地の心を用ふれば、浮雲乃ち吾が身。ちになにてえんかしたし꿀雖將簪組狎。若與煙霞親簪組を將て狎るると雖も、煙霞と親むが若し。えいふうはくびじやうりんこ季父有英風。白眉超常倫。季父、英風あり、白眉、常倫に超ゆ。むだつ一官卽夢寐。脫雇歸西秦。んはたびしせいしんだ一日、卽ち夢寐、展を脫して西秦に歸る。(賣公敵華筵。墨客盡來臻。くわえんしやうぼくかくことごと:に竇公、華筵〓たり、墨客盡く來り臻る。した〓(れ) (一〇)むらにがんおともいきよくやうしゆんか.燕歌落胡雁。郢曲廻陽春。燕歌、胡雁を落し、郢曲、陽春を廻す。征馬百度嘶.遊車動行塵。またどいなないうしやかうぢんき征馬百度嘶き、遊車、行塵を動かす。いしざu躊躇未忍去。戀此四座人。躊躇して未だ去るに忍びず、この四座の人を戀ふ。はをむげおつま릍べつをしむないんぎん餞離駐高駕。惜別空慇懃。離を饒して、高駕を駐め、別を惜んで、空しく慇懃。何時竹林下。更與步兵鄰.いづれtちくりんまはなた何の時か、竹林の下、更に步兵と鄰らむ。【字解】【一】純鸞不司農抱朴子に「麟は守を吠えず、風は農を司らず」とある。3浮雪乃吾身維摩詰經に「是れ、身、浮雲の如し、須臾變滅す」とある。3白眉蜀志に「馬良、字は季常、兄弟五人、竝に才名あり、郷里、これが諺を爲して曰く、馬氏の五常、白眉最も良し、と。良の眉中に白毛あり、故に以て之を稱す」とある。3脫歷競志に「崔林、國州刺史となる、日刺史の此州を去るを視る、展を脫するが如し、寧ろ當に相累はすべきか」とあつて、胡三省の解に「履の盟を歸まざろを歷といム.脫するの易きを言ふのみ」とある。C寶公その人不詳。C散開く。C蒸歌古樂府に蒸歌行といふがあつて、李善の文選註に「歌錢に曰く、蒸は地名、猶ほ是宛の類のごとしと。樂府古題要解、燕歌行、晉樂奏、魏の文帝、秋風蕭瑟天氣涼、別日何易會日羅の二篇、時序遷換、しかも、行役歸らず、佳人怨讀、訴ふるところなきをいふなり」とある。〓落胡雁その聲の精妙、能く飛鳥をして、これを感じて、下集せしむろをいふ。(C)郵曲客に郵中に歌ふものあり、その曲彌よ高く、その和彌よ寡し、すでに前に見ゆ。CO1廻陽春その番の美、能く陽氣をして之に應じて潘勳せしむるをいふ。CI征馬江淹の別賦に驅征馬而不願、見行塵之時起とある。CII何時竹林下營書に「阮成、任逸拘はらず、叔父籍に從つて竹林の避を爲す」とある。ここでは阮籍を以て六父に、阮威を以て自ら比したのである。ていかうせいにんせんかうき:じんじやう+はしゆく【題義】鄭廉成の毛詩箋に「儀は、行を送つて酒を飮むなり」とある。任城六父といふは、李白の叔〓はいかうだいあたじんじやうけんれい날ちつまん七十六父で、排行第六に當り、そして、任城の縣令であつた人と見える。秩滿は、任期の滿つること。このし→じんじやうけんれいしゆくふほうにんきみためじやうきやうおく詩は、雪に對して、任城縣令たりし叔父の某が任期滿ちた爲に、上京するを送つたのである。送對雪奉議任城六父秩滿歸京