Info:ndljp/pid/1040156/27

提供: TranscribeJP
移動: 案内検索
獻詠祭 十月十八日 午後二時
浮島社祭 十月二十三日 午前十時
明治節祭 一月三日 午前十時中祭
八丁畷神田拔穗式 十一月中 午前十時
新嘗祭 十一月二十三日 午前十時 大祭、幣帛供進使參向
御田神社新嘗祭 同日 午後一時
氷上姉子神社新嘗祭 十一月二十四日 午後一時
(大正天皇祭) 十二月二十五日 午前十時 遙拜式
御煤納神事 同日 午後二時
(大祓) 十二月三十一日 午後三時
除夜祭 同日 午後四時
月次祭 毎月一日 午前九時又ハ十時 小祭

[#7字下げ]二、特殊神事解説[#「二、特殊神事解説」は中見出し]

[#2字下げ]世樣《よだめし》神事[#「世樣神事」は同行小見出し]   一月七日  年の始に當り、その年の豐凶を占ふ神祕の神事であつて、當日禰宜及び雁使役(一人)が、前年の封水世樣神事の祭、清水を入れて權殿の床下に納めた齋甕を舁臺に載せ、白丁に之を舁がせて末社大幸田神社の前に到り、所定の位置に於いて、雁使齋甕の封を解き、尺木(神事用特殊のもの)を以て水量を計り、以てその年の雨量の多少旱魃の有無を占ふのである。

[#7字下げ]踏歌《とうか》神事[#「踏歌神事」は同行小見出し]   一月十一日  此の神事は一に「アラレバシリの神事」といひ、又「オベロベロ祭」とも俗稱する。平安朝時代の宮中の年中行事の一であつた踏歌節會の行事が、いつの頃からか當神宮の神事に取入れられたものでで古雅な特殊神事である。  この神事を行ふ場所は、舊政所・本宮・八劔宮・末社大幸田神社の順で宮司權宮司の外の奉仕諸役は詩頭《しどう》一人・陪從《べいじゆう》數人・笛役一人・高巾子《かうこうじ》一人・舞人《ぶじん》數人で、舞人は何れも小忌衣《をみごろも》に卷櫻の冠を着け、太刀を佩き石帶を纒ふ。  先づ陪從と高巾子は末社大幸田神社の前に於いて、笏拍子を以て踏歌[#割り注]竹川半首[#割り注終わり]を謠ひ、次に鎭皇門に於いて、同じ歌を謠ひつゝ政所に向ふ。その間に詩頭舞人は先に政所に在りてその參着を待つて

<trjpft> 「熱田神宮略記」: 前頁 | 次頁 近代デジタルライブラリーの当該頁へ <astyle><gstyle>新旧字混在</gstyle><kstyle>旧仮名</kstyle><tstyle>青空</tstyle></astyle> </trjpft>