Info:ndljp/pid/820886/28

提供: TranscribeJP
2014年8月25日 (月) 07:52時点におけるKiyonori (トーク | 投稿記録)による版

移動: 案内検索

院の妙導上人及び師の末弟澂運公等なり亦寛 政年中これを賛成せんとする者は縁山統誉大 僧正嶺誉大僧正宣契常人仰願上人なりこれの 助刻の主たる者は武州下戸田邑の金子善四郎 及び了阿上人なり百巻を校正せんとする人は 典壽沙彌等なり。しかれ共大業なる故にいまだ 果たさず又師慧琳師の一切経音義百巻支那の南 北両藏に闋漏し唯建仁寺朝鮮の一切経の中に あり師乃これを覧て痿人の起ことを得盲者 の視ことを得旱に雨くだり疫癘の人名醫に逢 ひ飢たるものの食を得たるが如く歡び即ち人 に寫させ版に刋て世に弘めんと欲し已に十餘 巻梓に刻む師病ますます重し因て校正を五智 山如幻和尚瓔珞庵の敬首和上に托す後に獅谷 の主寶州上人および氏の末弟上人澂運公

<trjpft> 「獅谷忍澂上人行状記」: 前頁 | 次頁 近代デジタルライブラリーの当該頁へ <astyle><gstyle>新旧字混在</gstyle><kstyle>仮名遣い混在</kstyle><tstyle>Wikiのみ</tstyle></astyle> </trjpft>