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等うの志を継いでこれを版に刻み頒ち行ふ學者
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等うの志を繼いでこれを版に刻み頒ち行ふ學者
 
これを得て悦ぶこと先の如しここに於て師の
 
これを得て悦ぶこと先の如しここに於て師の
 
願圓成す同五年師六十四歳獅谷不断念佛相續
 
願圓成す同五年師六十四歳獅谷不断念佛相續
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これに應て曰これこの念佛歳月日數を以て限
 
これに應て曰これこの念佛歳月日數を以て限
 
るべからず遐に末法萬年餘經悉滅の時を期と
 
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すべしと大和尚大に歡喜したまふ嗚呼大和尚
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遷化し余跡を繼て香積とぼしからず年月の長
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く結衆うまず光陰はやく移て一萬日に至るこ
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れみな大和尚の餘光なり我ひそかにこの功德
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期とすこの議へんぜじ且貴賤群参し日々閙し
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弟子の外餘の人に泄すことなかれと制せらる
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然といへども聞傳人ますます信心し十一月朔
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みつる遂に七日正當一萬日の念佛を回向し卽
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する輩みな歡喜して去る同六年師六十五歳師
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2015年3月5日 (木) 07:23時点における版

等うの志を繼いでこれを版に刻み頒ち行ふ學者 これを得て悦ぶこと先の如しここに於て師の 願圓成す同五年師六十四歳獅谷不断念佛相續 し十一月七日正當一萬日みつ大衆會合評議し て曰冬はかん氣さかんんいして老若男女ともに 往来に頼まん且は歳の抄人情せまる来年の春 艸木榮?花咲時萬日回向を市町に標し諸方に 告て廣く結緣させんと欲す師これを聞て曰な ん?一萬日に滿日をのべ促するや抑この獅谷 不断念佛は先師萬無大和尚臨終の別行念佛な り大和尚臨終の時予に告て曰もし相續料とぼ しく相續に澀ることあらば或は中陰或は百ヶ 日を限とすべし夫より後は汝が意に任すと余 これに應て曰これこの念佛歳月日數を以て限 るべからず遐に末法萬年餘經悉滅の時を期と

すべしと大和尚大に歡喜したまふ嗚呼大和尚 遷化し余跡を繼て香積とぼしからず年月の長 く結衆うまず光陰はやく移て一萬日に至るこ れみな大和尚の餘光なり我ひそかにこの功德 を回向して大和尚の恩に酬ひ且は法界の衆生 に及ぼさん我こころ確く十一月七日を回向の 期とすこの議へんぜじ且貴賤群参し日々閙し き時は修行の障となる回向の日限つつしんで 弟子の外餘の人に泄すことなかれと制せらる 然といへども聞傳人ますます信心し十一月朔 日より七日に至るまで参詣の僧俗男女門内に みつる遂に七日正當一萬日の念佛を回向し卽 ち復第二萬日を開白せらる回向と開白に結緣 する輩みな歡喜して去る同六年師六十五歳師


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