NDLデータ利活用ワークショップ ウェブ・アーカイブの自治体サイトを可視化しよう
2016年7月30日に、NDLが提供するデータを可視化する、「NDLデータ利活用ワークショップ ウェブ・アーカイブの自治体サイトを可視化しよう」を開催しました。8月4日に、当日の成果(可視化した作品)の概要を掲載しました。また、このイベントの報告を、『カレントアウェアネス-E No.311』と『国立国会図書館月報 2016年11月号 [PDF: 10.7MB]』に掲載しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
ワークショップ概要
国立国会図書館(NDL)は「アーバンデータチャレンジ2016」の開催に合わせて、NDLのデータ利活用をテーマとしたワークショップを実施します。NDLでは、インターネット上で公開されている数多くの有用な情報資源を、文化遺産として将来の世代へ保存するために「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)」を行っています。保存された情報資源はWARPからご利用いただけます。
本ワークショップでは、WARPに保存されている地方自治体のウェブサイトのメタデータなどを使ってデータ可視化(データ・ビジュアライゼーション)を行います。エンジニアやデザイナーの方、ウェブ・アーカイブに興味のある方、可視化を体験してみたい方など、NDLのデータの利活用に関心のある方のご参加をお待ちしています。様々な分野・立場の視点から、より面白くより楽しくNDLのデータを可視化しましょう!
※NDLは「アーバンデータチャレンジ2016」にデータ提供・支援拠点として、参加しています。
※本ワークショップ中、希望する方を対象に、国立国会図書館の書庫見学を行います。
案内チラシ1 [PDF:458KB] 案内チラシ2 [PDF:516KB]
目次
1. 開催日時・場所
2016年7月30日(土)10時から17時まで(受付開始9時30分)
国立国会図書館東京本館 新館3階 大会議室
アクセス http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/route.html
2. 定員・対象
20人程度
※応募者多数の場合は調整させていただきます。
※特に、以下のような方の参加を歓迎します!
- ウェブ・アーカイブのデータの可視化に興味がある方。プログラミングや可視化の経験の有無にかかわらず、自治体サイトの可視化についてアイデアをお持ちの方。
- WARPのデータに興味のある研究者や学生。
- コンピュータスキルと可視化の経験を持ち、APIを使って、WARPのデータで色々と可視化を試してみたいエンジニアやデザイナー。
- アーバンデータチャレンジに応募する作品を開発したい方。
3. 参加費
無料
ただし、旅費など参加に伴う費用は、参加者の負担となります。
※お申込みをされた方は、「参加条件」に同意していただいたものとします。 ※申込後3日以内(土日祝を除く)に申込受付をお知らせします。3日以内に連絡がない場合は、「お問い合わせ先」までお知らせください。
※応募多数の場合には、調整いたします。全申込者に対して、参加の可否を2016年7月20日(水)までにお知らせします。20日までに連絡がない場合は、「お問い合わせ先」までお知らせください。
- 受付開始
- 開会あいさつ・オープニング
- インプットタイム
- アーバンデータチャレンジ2016~データの力を、まちの力に~[PDF:1494KB]
瀬戸寿一氏(東京大学空間情報科学研究センター、アーバンデータチャレンジ2016事務局) - WARPとデータセット[PDF:1406KB]
国立国会図書館関西館電子図書館課職員 - データの可視化について
矢崎裕一氏(ノーテーション、Code for Tokyo)
- アーバンデータチャレンジ2016~データの力を、まちの力に~[PDF:1494KB]
- チームビルディング
- アイデア検討、データ可視化
- 昼食
- データ可視化、希望者は書庫見学
- 成果の発表、参加者からのコメント、総評
- 閉会あいさつ・クロージング
- 閉会
※タイムスケジュールは、変更することがあります。
6. 持ち物
可視化に使うパソコンや無線ルータ・モバイルルータ等の機材につきましては、各自でご用意ください。電源、筆記用具はご用意いたします。
7. 参加条件
下記に同意の上、本ワークショップにお申込みください。
- 本ワークショップで出されたアイデアは、誰でも利用できる「公共財」として取り扱います(「公共財」として取り扱うことを希望しないアイデアは出さないでください。)。
- 作成した可視化作品の知的財産権は、作成した方に帰属します。ただし、作品の名称・概要・画面例・作成者名などは、国立国会図書館ホームページや刊行物等で掲載・公開します。また、当日の様子を撮影した写真等は、後日、国立国会図書館ホームページや刊行物等に掲載することを認めます。
- 作成した可視化作品は、非営利目的での利用とします。営利目的で利用する場合は、利用するAPIの利用条件を順守します。
- 作成した可視化作品が、公序良俗に反する、あるいは第三者の知的財産権その他の権利を侵害することのないようにします。
8. 利用できるデータとAPIなど
本ワークショップでは、次のデータが利用できます。当日は、可視化に向けたインプットとして、これらのデータの概要を紹介します。また、NDL職員がチューターとなり、これらのデータの詳細説明や整形などのサポートをします。
- WARPの自治体サイトの収集対象メタデータ、収集個体メタデータ(データセット)
- WARPで保存された自治体サイトに含まれるキーワード等を抽出した可視化用データ(API)
9. 当日の成果(可視化した作品)の概要
画像をクリックすると可視化作品の掲載ページや成果発表資料が見られます。作品は各チームの参加者による作成です。
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■自治体の人格判断 |
■遭難事故 |
10. お問い合わせ先
国立国会図書館 電子情報部 電子情報サービス課次世代システム開発研究室・電子情報流通課標準化推進係
メールアドレス:opendata(at)ndl.go.jp
※(at)は半角記号の@に置き換えてください。
電話:03-3581-2331(内線:40230 標準化推進係)